伊勢志摩さいこう会
第9期事業報告書
(平成26年10月1日~平成27年9月31日)
1 「伊勢の御師」講座(全5回)開講 @ 三重テラス
第1回 11月9日(日)「伊勢御師の始まり」
講師: 櫻井治男 (皇學館大学名誉教授)
第2回 12月23日(火・祝)「伊勢の町と御師の館」
講師: 阿形次基 (NPO旧御師丸岡宗太夫邸保存会議会長)
第3回 1月 8日(木)「伊勢の神宮と御師」
講師: 林 俊雄 (初代NPO伊勢志摩さいこう会理事長)
第4回 3月30日(月)「伊勢神宮側から見た御師」
講師: 佐藤 昭典
第5回 5月31日(日)~6月1日(月)「伊勢御師ツアー」
* 東京からの参加理事:5名、地元理事&会員:5名
◆5月31日(日)集合; JR・近鉄 「津」駅 午前11時
→ 「三重県立博物館」;「御師の館;三日市太夫邸の模型」の見学 → 「滝原宮」
→「斎宮」;天武天皇の時代から14世紀半ばまで存続した「斎宮の制」について展
示する「斎宮歴史体験館」を見学 → 伊勢市;「朝熊岳金剛證寺」を経て、「丸岡邸」
の見学;現存する唯一の「御師の館」 → 割烹「奥文」にて夕食を兼ねて「御師の
料理」を堪能、地元会員有志による「伊勢音頭」の披露などのおもてなし
◆~6月1日(月)
山本武士氏(会員)による「神宮と伊勢の文化」についての講義を聴講 → 外宮御
垣内参拝 → 「せんぐう博物館」見学 → 昼食は、勾玉亭にて伊勢の産物を使った
バイキング → 内宮御垣内参拝 → 内宮御神楽奉納 → 解散、自由行動;「おか
げ横丁」や猿田彦神社など・・・・
2 「蔵の街 川越」見学会
平成27年9月26日(土)10:00 西武鉄道(新宿線)本川越駅集合
場 所 埼玉県川越市
川越は「小江戸(こえど)」と呼ばれ、江戸時代は北の要所としての城下町として発展した商
人のまちであり、今なお当時の面影が色濃く残っている。また、首都圏のベッドタウンとし
て、JR・私鉄(西武・東武)・東京メトロ(地下鉄)の相合乗入れにより川越に直通するな
ど、交通の便もよい。また、歴史的由緒ある神社・仏閣が多く、町なかに落ちついた雰囲気を漂わせている。
→ 仙波東照宮(久能山、日光と共に三大東照宮の一つ)→ 喜多院(別名 川越大師)江
戸城から移築されたものが多く、重要文化財となっている。→ 五百羅漢 → 成田山川
越別院 → 蔵造り通りへ
蔵造りの町並みが約400mほどに渡って続く、重要伝統的建造物群保存地区。土蔵作り
の建物が続くなか、大正時代に建てられた洋風建築もあり、各時代の特色を残した建物
が見られるエリア。
→ 菓子屋横丁 → 時の鐘 → 川越まつり会館
特徴:川越の蔵造りの特徴は倉庫ではなく店蔵(みせぐら)であること。
そして「江戸黒」と呼ばれる江戸の町並みを模した黒漆喰仕上げの壁である。
一棟一棟が独特の風情や趣きを持ち、実際に人が住み、現役の店舗として親しまれ、大
切に使われている。随所に「案内標識」と「トイレ案内」、その気配りがうれしい。
電柱がなく(地中化)、TVアンテナもない、「コンビニエンス・ストア」「ファーストフード店」ま
してや「飲み屋」「居酒屋」の類い・・・一切なし。そして広告看板が見られず、自動販売機も
見当たらない。ここは たしかに「江戸末期」から「明治・大正」にかけての町並み・・・
それを体験したさに たくさんの人が訪れる。
→ 15:45 解散