伊勢志摩さいこう会
平成19年度 全国都市再生モデル調査
対象地域:伊勢市・鳥羽市・志摩市・玉城町・度会町・南伊勢町
日本の医療の変化と健康保険制度の見直しで、自己健康管理能力がより個人に強く求め
られる時代だが、正しい食事による健康管理で生活習慣病は予防できるといわれている。
そこで伊勢志摩地域の温暖な気候・風土、恵まれた山海の産物、観光産業としての保養・
宿泊の設備、食の神様(伊勢神宮・外宮)に代表される文化・歴史を有するこれらの地域
資源を活用して、地元も健康、訪れる人も健康となるまちづくりをめざす。
そのために、地域の現状の把握、目指す健康なまちづくりに必要な情報・知識の収集、目
標の実現を可能にするための必要不可欠要素の洗い出し、など、地域力を結集(広域連
携)した調査を行い、ひいては一次産業~二次産業~三次産業(医療を含む)までをも視
野に入れたまちづくりをめざし、健康最先進地域の実現に結び付ける調査としたい。
活動内容案
「地域資源を活かした健康な食による滞在型健康促進ビジネス」の可能性を探る。
・伊勢志摩地域の特産品の調査
・当該地域での一般品、加工食品(加工業)の調査
・食料・物資の流通調査
・当該地域での健康促進ビジネスへの参入可能な関連事業者の調査
・第一次産業:農業、漁業、その他
・第二次産業:食品加工業、食品製造業
・第三次産業:医療、介護、流通(ケータリング)、飲食業、旅館ホテル業
・健康促進ビジネスを実現する製造業のあり方の検討
・健康促進ビジネスに合致した店舗、レストランのあり方の検討
・健康促進ビジネスに適した滞在型施設、高齢者施設のあり方の検討
・健康促進ビジネスに適した運動施設、観光を兼ねたトレッキングのルートの調査
・上記産業のブランド化再構築(創出)のための調査
・地域振興マスタープランの検討